海外で医者にかかりました@バリ

遅い夏休みでバリに滞在してきたんですが、とにかくプールサイドでごろ〜ん。

 

買い物にもほとんど行かず、ごろ〜ん。

 

海岸沿いを朝夕、ちょろっと散歩。あとは飯、ネル。

 

おいそがしのスケジュール大好きのはずの私なんですが、みんな体調がイマイチだったんだから仕方ない。計らずしてヨーロッパのじじばばのようなリゾートスタイルに結果としてなったのであります。ホテルの環境がよかったから、それも楽しめてよかったんですわ。

 

 

 

さて、今回初めてついに海外旅行保険を利用することになってしまいました。

 

ちょいとその顛末をば・・・

 

 

 

初日から泳ぎすぎのせいか、夜になってから発熱するようになったうちの5歳の息子、Sanurを離れてUbudに来てゆっくりしているうちに昼はかなり元気になったものの、どうも夜の熱がとれないので、Legianに戻るチャーターカーで信頼できるクリニックに寄ってもらおう、ということになりました。

 

 

 

歩き方の情報では、日本人が安心して診てもらえる病院としては、Kutaエリアの病院しか掲載されていなかったので、Ubudからそこまで移動してから診察しようと考えていたのです。

 

 

 

そこで泊まっていたホテルの頼れるフロントマン、Sさんにチャーターカーとの交渉をお願いしたところ、

 

彼は即座に「調子が悪いなら、すぐにこのUbudでクリニックに行ったほうがいいですよ。私がすぐに案内します。」と私たちを車に乗せたかと思うと、ホテルから5軒隣ぐらいにある小さなクリニックへ・・・

 

えっ、ホテルは町の中心部でもないのに、そんな近くにお医者さんがあったの!?

 

 

 

「そこは保険も使えるのですか?」「ええ大丈夫です。」

 

フロントマンS氏は、流暢な英語と日本語もかなりのレベルで話せて、きびきびとした対応と風貌は、まるでジャカルタのエリート銀行マンのような雰囲気です。

 

 

 

そして、ショップロット風に見えた小さなクリニックの待合室には、S氏が言うとおり、英語が完璧に通じる受付があり、待合室では2,3人の外国人旅行者or在住者が診察を待っていました。

 

 

 

受付に「ソ○ポジャパン」は使えますか?」と尋ねたところ、即OK、ということでしばらく待っていると、玄関からジーンズとシャツ姿の男性がひとり入ってきて、保険診療用の用紙に記入し、パスポートを見せてほしい、と言いました。そして、私たちが記入した用紙をもとに、保険会社に電話で確認を取っているようでした。

 

 

 

彼もとても手際がよく、英語も丁寧で「保険対応専門のブローカーみたいな人なんだろうか??」と思っておりました。

 

 

 

そしてさらに15分ほど待ったでしょうか、私たちは診察室に呼ばれました。すると、先ほどの「保険屋さん」だと思っていた男性がなんとドクターだったのでした。ジーンズ姿で外から現れたから、全くドクターには見えなかったのです。

 

 

 

さて、診察開始です。

 

いつから発熱して、どんな症状なのか。

 

そして聴診器を丁寧にあて、日本の3分間診療とは比べ物にならないくらい長い時間、お腹、胸、背中の音を調べてくれました。

 

 

 

「日本語は少ししかわからないので・・・英語は大丈夫ですか?」と言いながら、診断の説明に入りました。どうやら、なにかウイルス性か細菌による感染症なので、薬を処方してくれるとのこと。「コウセイブッシツ」なんていうキーワードは日本語で伝えてくれました。

 

 

 

そしてドクターは、「しかし感染症以外にちょっと気になることが・・・ あなたは murmur という英語はわかりますか?」

 

「モルモル?」はて、綴りを見ても私にはよくわかりません。するとドクターは電子英和辞典を持ってきて、「noiseはわかるか?」というので、ようやくドクターは心臓に雑音がある、と言っていることがわかったのです。

 

 

 

「これが発熱のためならいいが、この熱が下がってから、もう一度ホームドクターにこのことを相談しなさい。」と言われました。そして、診断書を書いてもらって、薬をもらって帰ってきました。

 

 

 

薬は瓶入りのシロップが4種類。

 

それぞれ抗生物質、咳止め、風邪一般用、子どもの免疫向上用、とのことでした。それぞれの瓶専用のスプーンがあって、飲ませるのがちょっと面倒ですが、そんなこと言ってはおられません。おそらくプールで水でも飲んだのでしょう、(もしくはローカルワルンの氷?)感染症には間違いない、と私も確信しましたので、この後真面目に薬を飲ませて、2日後にはすっかり熱もひいてKotaは元気になりました。

 

 

 

さて、近くにこんなにいいドクターがいてよかった、と感謝しつつクリニックを後にすると、受付の人が「今日Ubudにから出発してしまうなら、次の宿泊ホテルの電話番号を教えて」と追いかけてきました。「あら、近くのお医者さんでも紹介してくれるのか、はたまた万一保険請求ができなかったら請求にホテルまで来るのかしら?」とか思いつつ、お知らせしておきました。

 

 

 

すると翌日、何があったかというと・・・

 

 

 

Legianのビーチ沿いのホテルで、日中は部屋をほとんど留守にしてプールサイドなどでゆっくりしておりました。夕方近くに部屋に帰ると、メッセージが2通。それは2通ともUbudのドクターから「コールバックせよ」とのものでした。

 

 

 

なんだろう、と不思議に思いながら電話を入れると、ドクターから「息子さんは大丈夫か?」と気遣いの言葉があり、もう熱も下がってお陰さまで元気である、と伝えた後、「それでも心配があるから、今からLegianまで往診に行きたいが、時間はとれるか?」とおっしゃるのです。息子は熱も下がって、症状もよくなっているので、Ubudから2時間もかけて来てもらう意味が見いだせず、丁重にお断りしたところ、再度「それでも夜にアポは取れないか?心音の懸念のことを指摘しましたよね?」等等、もう一度往診にぜひ行きたい、というのです。・・・

 

 

 

「いえ、心音の懸念については、国に帰ってホームドクターに診てもらうしかありませんので、結構です。」と再度お断りをして引き取ってもらいました。

 

 

 

これはおそらく、普通に考えると、遠距離の往診料金をソ○ポジャパンに請求できるから、ということが理由ではないかと思われます。

 

 

 

毎回海外旅行の時には、私たち大人はカード付帯の旅行保険のみですが、子どもには別途海外旅行保険をかけてきていて、今まで使用したことはありませんでしたが、思いもかけず体調を崩して診察をしてもらったことで、その有用性に改めて気がつく機会になったのでした。まあ、お守りとしてかけていくのは良いですが、できれば世話になりたくないのがこういった保険なのですが。

 

 

 

そして、お医者さんに「アポ取りたいから、今晩時間あけてよ」と強力に営業される体験だけは、これが最初で最後になるのではないでしょうか・・・・・